働くカタチ

会社員が独立を目指してフリーランスになる前にするべきこととは?チェックリストをご紹介

会社員からフリーランスに転身したい!だけど、「何からはじめたらいいのか分からない」という方はいませんか?

そんな方のために「フリーランスをなんとなく考え始めた頃」から「会社の退職後」までにやるべきことを確認したいと思います。


漠然といつかフリーランスになりたいと思っている方も、心の準備として事前にチェックしておくと良いでしょう。

フリーランスになる独立する前にしておくべきことって?

会社員として働いていていると、社会保険など面倒な手続きはすべて会社が行ってくれますよね。

そのため、それらの知識にどうしても疎くなりがちです。

これからフリーランスになる場合、会社が当たり前のようにやってくれていることを全て自分で行うことになります。

このようなことも含め、事前に独立までの流れや必要な準備を理解することで、独立してからも混乱することがないようにしておくとよいですよね。

チェックリストを一緒に確認してみましょう!

退職前にしておくとよいこと

退職前にしておくと良いものは下記のものが挙げられます!


・ネット環境を整える

・副業として案件を獲得

・所得補償保険の加入の検討

・クレジットカードの作成

・賃貸、住宅ローンなどの住居契約

ネット環境を整える

まずは仕事に見合ったパソコンが必要です。

また、集中して働くためにコワーキングスペースを契約したり、インターネット環境を整える準備をしましょう。

さらに、インターネットの速度や安定の面から、やはり専用回線があった方が良さそうですよね。

副業として案件を獲得

副業の体験を先にしておくとよいでしょう。※ただし会社が副業を認めている場合のみ

副業を実際に体験することよって、業務を請け負って仕事をするというのがどういうことなのか、一連の流れや大変さ、やりがいを体感することができます。

会社を辞めてから、いきなりフリーランスになるのではなく、先に感覚を掴むために、副業を体験して事前準備をするのはおすすめです。

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所得補償保険の加入の検討

フリーランスが休業した場合の補償制度についても気になりますよね。

個人事業主であるフリーランスの休業補償制度は存在しません

多くのフリーランスが加入する社会保険は国民健康保険になります。

会社員が加入する健康保険には、傷病手当金が受給できる制度があります。病気や怪我の際にとても助かります。しかし、国民健康保険に傷病手当金はありません

また、失業した場合も、対象者は雇用保険から失業手当を受給できます。

しかし、これらの制度は会社員にのみ適用される社会保険制度です。

こちらも、個人事業主のフリーランスには適用されません。

そのため、フリーランスはいざというときのために自分で備えを考えておく必要があるということですね。

フリーランスが加入できる民間の休業補償保険を普段から不測の事態に準備するとよさそうです。

クレジットカードの作成

実は、フリーランスはクレジットカードの審査に通りにくいそうです。

つい先日、超有名な芸能人でさえも、クレジットカードの審査に落ちたとテレビで言っていました。。。

会社員よりも収入が高くなる可能性があるにも関わらず、クレジットカードの審査に落ちてしまった経営者やフリーランスの方が多いそうです。

フリーランスになる前に、クレジットカードの作成を澄ましておくと良さそうですね。

賃貸、住宅ローンなどの住居契約

また、収入が不安定とみられる理由から一般的に、フリーランスは会社員と比べて入居審査に通りにくいとされている面があります。フリーランスになる前に、賃貸、住宅ローンなどの住居契約は交わしておくなど、タイミングを見てこれらの契約を交わした方が良さそうです。

フリーランス人口は年々増えていますが、社会的信用は低いままです。上場企業や有名企業でなくとも、圧倒的に会社員の信用 > フリーランスの信用です。

そのため、クレジットカードやローン、不動産契約などは会社員の間に済ませておくと良さそうです。

退職直後にしたらよいこと

・社会保険から国民健康保険への切り替え
・厚生年金から国民年金への切り替え
・開業届出書の提出
・青色申告承認申請書の提出
・事業用の口座・クレジットカードを作る
・会計ソフトの導入
・請求書のフォーマットを作る
・名刺などの作成

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まとめ

独立してフリーランスになる前に、段取りとして事前準備をチェックしてみました。

会社員が独立を目指してフリーランスになる前にするべきことについて理解することができましたでしょうか。

いずれにしても余裕をもって事前にできるものから手続きをしておくことが大切ですね。

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