連載「働くワタシ」

「自分らしく働く女性」英語で学ぶパステル画講座

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富山にゆかりある女性たちの働き方をクローズアップします。

第3回目は富山県立山町出身の女性「エイゴトアート」の江尻碧さんにインタビューさせていただきました。

「『学んだ英語』を『使える英語に変える』」をモットーに、主に社会人の方を対象に講座を開講しています。


メイン講座は、「英語」 × 「アート」 × 「実践」を掛け合わせた【英語で学ぶパステル画講座】です。オールイングリッシュ講座で、パステル画のレッスンを英語で受けるというものです。


パステル画を通して自然な形で英語を話すことを目指しています。学校のような教科書やテストの点数ベースでない形で英語に触れたい方や、英語の学び直しをしたい方に受講していただいています。

エイゴトアートを立ち上げるまでの経緯について教えてください。

小学校で英語の講師をしていました。そこでは、児童との共通の話題を作りたいと考え、絵を描くことでスムーズにコミュニケーションをとることができました。最初は私自身、鉛筆で描く程度でした。しかし母がパステル画家で、物心がついた時から身近に「アート」がありました。

そこで自分が人の役に立てる分野は何かを熟考し、英語とアートを掛け合わせた新しい学びの形を提供したいと考えるようになりました。

高校卒業後は学習院大学 文学部 英語英米文化学科に進学しました。在学中にニュージーランドの国立大学Victoria University of Wellingtonに協定留学し、長年の夢を叶えました。

実は大学卒業後は、東京都内で就職するつもりで内定をいただいていました。しかし、悩んだ末、富山県にUターン就職することに決めました。学生時代に身に付けた英語を生かし、東京大学宇宙線研究所神岡施設で施設長秘書として勤務していました。

東京大学宇宙線研究所を退職後、「英語の楽しさをもっと沢山の人に知ってもらいたい」と思うようになり英語講師に転身しました。そして、県内の公立小学校では1,200名以上の子供たちに英語を指導しました。

起業をしようとしたきっかけは?いつ開業されましたか?

大学時代に自分でビジネスを始めたいと、漠然と思っていました。2020年に「とやま起業未来塾に」通い、起業について学びました。そしてついに、2021年2月に起業しました。

これまでに大変だなと思ったことはありますか?

「人に教えること」は自分の天職だと思っています。ただし、人にアピールしたり、営業したりすることは全くの別物です。どちらかといえば得意ではないため未だに慣れていません。

このお仕事をしていてよかったなと思うときはどんな時か教えてください。

生徒様が喜んでいる姿や、成長する様子を見られたときが嬉しいです。
説明が全て英語という環境下でも作品を仕上げられたら自信に繋がりますよね。
パステルで描くのが初めてという方も、作品が出来るととても嬉しそうにされています。
また、自然と英語が口から出てくるようになった方や、「どんな風に英語を学べばいいか道筋が見えた」と仰る方もいます。普段通り過ごしていると絵を描くことも、英語を使う機会は少ないかもしれません。しかし、絵や英語は自分を成長させたり、新しい視点を得るきっかけになります。
もっとたくさんの方にこの講座を受けていただきたいです!

今後目指しているものがあれば教えてください。

現在は個人を対象に講座を開講しています。今後は、企業様向けの研修や社員同士のコミュニケーションを促すための機会として、講座を採用いただくことを目指しています。

また、アートや絵を描くことには「癒し」の効果があると言われています。そこで、コロナ禍でストレスの多い学校生活を送る児童生徒にもこの講座をぜひ受けてもらいたいです。近年不登校児童も増えているので、新たな視点を持つためのきっかけ作りにして欲しいと思っています。

講座を受講するにはこちら⇒

Instagram内で「エイゴトアート」もしくは「@eigo_to_art_midori」と検索ください!

自分らしく働いている女性に触れ、いかがでしたでしょうか。自分自身と照らし合わすことができたでしょうか。勇気をもらったり励みになったり、どこか共感できたり、何かを感じ取ってもらえたら嬉しいです。

(レポート:ライターhappa)

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