富山にゆかりある女性たちの働き方をクローズアップします。
第1回目は富山出身の神奈川県在住、1920年代創業イタリア高級ブランドに勤務されている40代のA.Yさんにインタビューさせていただきました。
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現在、具体的にどんなお仕事をされていますか?
イタリアブランドのマーチャンダイザーをしています。
マーチャンダイザーとは、アパレル業における商品の開発から販売戦略までを、一貫して行う仕事になります。
ブランドの意向、消費者のニーズに合った商品を、マーケットリサーチ、売上分析に基づいて、商品をオーダー需要に合った数量で適切なタイミングに提供する業務をしています。
商品入荷後は売上を上げるよう商品をアロケーションします。
この仕事をするまでの経緯を教えてください。
高校卒業後、青山学院女子短期大学英文学科に進学しました。短大卒業後すぐに東京で就職しました。
事務職での採用ということで、就職してすぐに物足りなさを感じていました。今思えば社会人になって日が浅かったということもあると思います。
一方で、もともと服飾関係に関心がありました。
そして、社会人2年目から働きながら、仕事を終えた後の夜に、服飾の専門学校に2年間通いました。
その専門学校を卒業する頃、服飾系のセレクトショップに転職をしました。そこで働いているうちに、いつしかバイヤーへのあこがれを抱くようになりました。
そして、25歳の時、年齢的に最後のチャンスだと思い、学生の頃から夢だったイギリスへの海外留学を決意しました。イギリスでは3年ほど過ごしました。
帰国後、英語と服飾の二つの関連ある仕事を意識して仕事を探しました。そして、今の仕事に出会いました。
仕事をやっていてよかったなと思うことは?
自分の能力を試すことができるのと、海外に行けるので、仕事を通して視野が広がるところ。また、ヨーロッパでは男女平等化が進んでいるのと、アパレル業界ということもあり、女性が活躍しやすいのでやりがいはあるところ。
今の会社の働きやすさについて教えてください。
外資系で比較的自由な会社なので、働きやすいと思います。
フレックスや、リモートワークも導入され、自分のペースで働くことができています。
コロナ前とコロナ後で仕事のスタイルは何か変化はありましたか?
今後どうなるかわかりませんが、リモートワークもできるようになり、効率が良くなったと感じています。通勤時間が減り、自分の時間が増えたことが大きく、新鮮な気持ちで仕事に向き合えるようになったと思います。
自分にとって、仕事、家庭、趣味においての優先順位を教え下さい。
優先順位は 1位 家庭 2位 趣味 3位 仕事です。
自分の関心ある、興味の持てる仕事に就くというのはモチベーションを保つために大切だと思っています。
自分らしく働くためには、どんなことが必要だと思いますか?
自分らしく働くためにも、働く環境、人間関係などが結局は大切だと思います。
仕事、家庭の両立で、辛いと思ったことは?
主人がほぼリモートワークなので、食事は担当してくれています。そのため、特に辛いと思ったことはありません。会社まで遠いので通勤に時間がかかることぐらいです。
会社に改善して欲しいところは?
トップがイタリア人のため日本のことを理解してもうのが難しいところ。
なぜ富山で働かなかったのか、富山と東京の違いについて
若い時は「東京に居たい」という、ただの憧れが強かったです。
短大卒業後は、そのまま東京に残ることを決意しました。
実は地元での就職が決まっていたのですが直前まで悩みに悩みました。
そして、採用を頂いていたにもかかわらずお断りしました。
実際に東京の方が仕事の幅、選択は沢山あります。また、女性でも活躍できる仕事も多いと感じます。
経歴&資格条件
20代に3年間イギリス留学。Excel&Word、ビジネス英会話レベル。
いかがでしたでしょうか。
それぞれのスタイルで、日々自分らしく働いている女性たちに触れ、自分自身と照らし合わし、勇気や励み、共感して頂ければ嬉しいです。
(レポート:ライターhappa)
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